いけない恋
シャワーの湯気の向こうには………圭がいる。
初めて他人が自慰をしてるのを見てしまった。
その相手が…圭だった。
俺は胸がドキドキして、一気に恥ずかしくなった。
当然目がいくのは、圭のアソコであって…次々に出てくる精子…肩で息をする圭…吐息が触れた気がした。
一気にこの空間が狭く感じてしまって…息苦しくなった。
俺は何も言わずカーテンを閉め、風呂場から出て行った…。













(何やってんだよ俺…)












悪戯のはずだったのに、冗談にもならない。
見なきゃよかったんだ…見てはいけない…親友のあんな姿。
でもイッたときの顔が何度も頭の中に出てきて…俺の股間はまた興奮して…。
明らかに圭のあの姿に反応しているのだ。
大切にしたいと思うほど、俺は自分の手でそれを汚してしまうのだ。
自分の欲望のまま…。
理性が保ちきれなくなるほど、今の距離がとても息苦しく感じるのだ。
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