いけない恋
一回ベッドに寝っ転がった後、俺は思った。












(こうなったら仕返ししてやる…。)












自分にはそんなことはできないといつも思ってたけど、何となく出来そうな気がした。
多分圭なら笑ってくれるだろうという淡い期待を抱いていた。
俺の股間はまだ熱を帯びたまま…ボクサーパンツがきれいにテントを張っている。












(俺って、やっぱり圭に本気なのかもな…体関係なんかいらないのに……ただ俺は…)












自分自身が矛盾してる。
考えてることと現実は違いみたいだ。
俺は慎重にドアノブを回し、中の様子をうかがった。
シャワーの音が聞こえる……忍び足で入り、俺は思い切ってカーテンに手をかけた。

『圭〜〜お返しだ!!(笑)』

………

『あっ………』

その瞬間、圭はイッた。
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