いけない恋
俺が葛藤に苦しんでるときに、圭の足音が聞こえた。
俺は圭の顔が見れない…見たくないから。

『おいお前……俺の毎日の日課を邪魔しやがって…………。』


『ごめん、まさかやってるなんて思わなかったからさ…ただ仕返しにと思って。』

目を見て謝れないのが嫌になった…。。

『ってか別に怒ってないし!見られたのがお前で良かったし(笑)お前なら許せるしな。でも誰にも言うなよ!俺だって昨日のお前のこと言わないからさ(笑)』


『いやぁ、俺は昨日やってたとかじゃなくて……ってかじゃあ昨日も抜いたのかよ!』


『まぁ男ならするだろ!でもお前のソレどーすんのさ?』

と圭は俺の股間を指差した。

『いや…これは…何というか…。。』

『やっぱりお前のってデカいよな!俺のよりでかいし。たちやすいのか?うりゃ!』

と、圭が俺のを握ってきた。

『やめろって!!』

嬉しい反面、戸惑った。
さわり返してやりたかった。
圭が俺にこんなことする度に、俺はまた勘違いをする…。
もしかしたら…なんて思ってしまう。
現実は違ってもいい…でも今の圭を俺は見ていたかった。
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