甘い声の君
「おーいっ!!真弥ちゃんーっ」


その声は・・・とちらりと向こうを見ると。



さっきの固まりはどこにいったのやら。



一本道ができていて、その脇に女の子がずらり。



そこを歩いてくる、



奏と海。






私の両サイドにきて、私の腕をつかんで



「真弥ちゃん捕獲~♪」


といいながら、私をひきづった。




私が水瀬家の一員だったから尋問!?




そんな若干馬鹿なことを考えながらひきづられていた。


周りの女子生徒の”何あの子・・・”という視線に耐えながら
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