運命~人形から人間に~
・暁side・
「じゃあ
これからよろしくね?
凛ちゃん。」

「あたし
自己紹介したからって
仲間に
なるつもりないわよ?」

は?

凛は何を
考えてるんだ。

「何でだ。
何で
仲間になるのを拒否する。」

「………。
なんとなくよ。」

そう言った
凛の顔は
悲しそうで
辛そうな顔だった。

こんな顔をされたら
さすがの
俺でも
もう
何も言えなかった。

はあ。

だが
だからと言って
凛を
仲間にするのを
諦めた訳じゃねえ。

はあ。

どうしたらいいんだ。

と、考えていたら

「りーん。
どうして?
仲間になろうよお~」

雷が
凛に
上目使いで
言っていた。

この
雷の行動に
凛は
何か考えていた。

そう言う事か。

凛は
雷に弱いんだな。

よし。

雷。

そのまま頑張れ。

と、雷を応援していたら

「ねえ凛。
俺達の仲間になったら
毎日ここで
ケーキ食べれるよ?
コーラも飲み放題だしい。」

何て
雷は言った。

何…言ってんだ?

ケーキ?コーラ?

そんなんで
つれるわけね

「仲間になるわッ!!」

つれたし。

まじかよ。

ケーキとコーラで
いとも簡単には
つれる何てな…。

まあ
ケーキとコーラで
凛が
仲間になるんだし
いいか。

ケーキとコーラに
感謝だな。
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