らっく!!
「大原さん!!一緒に食べよっ!!」
気がついたらそう言い出していた。
「はぁぁ…?!」
ポカーンと口を開けている大原さんをよそに私は手早くお弁当を片付け始めた。
「行こっ!!」
まだ状況が理解できない大原さんの腕を引っ張っり、教室を飛び出した。
「ちょっと!!離してよ!!」
「いいからっ!!ついてきて!!」
私は少々強引に中庭に連れ出した。
「美弦ちゃん、その子…もしかしてこの間の子?」
愁先輩は真っ先に大原さんに気がついた。
「教室に独りだったんで連れて来ちゃいました♪」
嫌がる大原さんを無理矢理座らせると私も彼女の隣に座った。
「なにが目的なの…?」
大原さんは私と愁先輩を訝しげに見る。
なかなか警戒を解いてはくれないようだ。
「目的…?ないよ…?ほっとけなかっただけだし」
よく考えたら殆ど衝動的に連れてきたからなぁ…。