らっく!!


「あんたさあ何でこの学校来たんだよ?金持ち嫌いなんだろ?」


今まで私達の様子を窺っていた先輩がいきなり口を開く。


愁先輩の綺麗な顔は不愉快そうに歪んでいた。


「あんた誰?この子の彼氏?」


対する大原さんは私を指差しながらケンカ腰で応える。


「ち、ちち、ちがうっ!!」


焦った私はどもるどもる!!


もう!!変なこと言わないでよ…っ!!


慌てる私の態度を肯定と受け取ったのか大原さんは途端に愁先輩への興味を失ったようだ。


「まあいいや…人の男には興味ないし。私の目的はひとつだけだしねっ!!」


フフンと笑う大原さんは自信に満ち溢れていた。


目的…?


この高校に入学するのに目的があるの…?


「それって何…?」


私がそう聞くと大原さんは待ってましたと言わんばかりに拳を握り締めた。







「私の目的は…玉の輿よ!!」







はい…?


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