歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊤
翌日。予定通りマッスーがうちに迎えに来て、車で仕事へ向かう。



「今日は夕方までカウントダウンライブの打ち合わせと、7時から雑誌の撮影が入ってるから…」


マッスーが車を運転しながら、今日のスケジュールを確認する。

私はパソコンを打ちながら、頷いた。





「どお?新曲の歌詞できそう??」


心配そうに言うマッスー。



私は今までリリースした曲全て、自分で歌詞を書いている。

ほとんどが恋愛系の歌詞で、女子にその歌詞がウケ、歌姫の他に“恋愛の神”ともいわれている。

今もパソコンを開き、今度出す新曲の歌詞を考えている所。




「大丈夫♪なんとかできそうだよっ」


私がそう言うと、マッスーは安心したように笑った。



歌詞を書く時は、こうやってパソコンに書くことが多い。

ふと思いついた言葉やフレーズをメモしたりする。

だけど…
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