歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊤
緊張しながら二人に近づく…すると、


「…はよ。」

!!

五十嵐さんは、低く枯れた声でそう言って優しく笑った。


やっぱりカッコイイ・・

なんかオーラあり過ぎだよ…



「おはようございます…」


私は五十嵐さんに、ぺこっと頭を下げた。




「sAra.!紹介するよ!!新しいギターの慶だよ!」


自慢するかのように、五十嵐さんを紹介する健二。




「バーカ。昨日会ってるし…」


健二の顔に、タバコの煙を吐く五十嵐さん。



「ケホケホっ(涙)…ああ、そうなの?」

「うん。雄大さんに紹介してもらって挨拶した…な?」


クルッとこっちを見て言う五十嵐さん。

私は「は、はい」と頷いた。






「なんだぁ〜早く言ってよ!」
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