17歳の不良と6歳の殺し屋
「ねぇ、翡翠ってガンマニアなの?」

「…まさにな」

「ていうか…翡翠いくつよ?」

「6歳だ。」

「……嘘だ」

「残念ながら」


二人は同時に盛大な溜息を吐いた。…次の瞬間。
ジャコッと黒い銃口がコチラを向いた。

「聞いてる…?」


『も、もちろん』


この後も銃の素晴らしさについて存分に語られたのは言うまでもない。

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