彼の隣に生まれついたのは、偶然じゃなく必然だった
「ほんとはずっと、後悔してた。あの時のこと。ほんとはね、別れたくなんかなかった。ずっとずっと好きだった・・・言い訳ばかり並べて、逃げた自分が情けなくて。次祐輔に会えたら、謝りたかったの。あの時は祐輔を傷つけて、ごめんなさい。」
「杏里…」
「でも、祐輔が幸せそうでほんっと良かった!レイナさん、すごく素敵な人だし。あたしは、やっぱり祐輔の幼なじみだからさ、家族みたいな気持ちっていうの?祐輔にはいい恋して、幸せでいてもらいたいし。だから…、あれ、やだな、何でっ…」
…っ!!
あたしの頬に涙がつたって、笑ってごまかそうとしたのに
気がついたら
祐輔の腕の中にいて、
抱きしめられてた。
「ごめっ。祐輔、離してっ」
そう言っても、祐輔は離してくれなくて
さらに強く抱きしめられる。
「っんで、泣いてんだよ」
「ゆうすっ…っん」
・・・・!?