君だけを・・
「もうここに来ないで・・」


後ろからマキの声が聞こえた。


「舞はあんたとゆりちゃんの所為で事故にあったの・・忘れたいんだって何もかも・・」



「マキ・・俺は舞と別れたくないんだ・・ゆりとのことは悪かったと思ってる・・・でも・・俺はゆりを好きじゃない・・」


「キスまでしたのに・・?その前にこそこそあって抱き合ってたんでしょ?舞いも見てたのよ!」


抱き合ってたのも見られていたのか!


「キスは不意打ちで・・・・・抱きしめたのは・・すきって感情じゃなかった・・少しだけで・・」


「舞はどれだけ傷ついたって思うの!死ぬかもしれなかったのよ!」



マキに怒られてゆうは黙って俯いた・・・・






翌日・・ゆうは学校に暗い気持ちで登校した・・帰りに病院に行こう・・

そう思ったが・・・


担任がありえないことを話した・・


舞の意識は戻ったそして・・転校したと・・



うそだろ・・


じゃああのときが最後なのか?


マキは驚いてはいなかった。

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