君だけを・・
ゆりを見た舞は過去のあの光景を思い出した・・

ゆうとキスをして私に勝ち誇った視線を向けた彼女・・


いったい何故?

実家に帰ってゆうと再会した私に文句でも?


私は気づかないフリをしていこうとしたが・・



「舞ちゃん・・」


「・・・何?」

「・・・・久しぶり・・あの・・」



私は冷たい声を出した・・


「悪いけど、これから用事あるの・・関わらないでくれる・・」

「・・・・・」


何も言わない彼女を置いていこうとすると・・


「少しでいいんだ・・・時間・・とれないか?」

新たな人物が立ちふさがる・・・



誰なのかわからなかった・・ゆりちゃんの男友達?


「何?あなただれ彼女の友達?」

「君は俺を知らないか?転校したしな・・」


男は息をつくと...


「ゆりの彼氏だよ・・・」














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私は有無を言わせない状況で今喫茶店にいる・・


何かあったときのためにマキにメールはした。

「ごめんね・・強引でいきなりで・・でもこうしないと会ってくれないと思ったの・・」

ゆりちゃんは何度も謝る。


だが私は冷たい目線を向けたまま


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