見知らぬカレと同居生活!?

●嵐の夜に

外では雨が降り始めていた。
割と強い雨だなぁ。窓をザンザン叩いてる。

夕飯を食べながら、ふと快晴くんの本棚に目が………。

「うっわー!!快晴くん、勉強家!?すっごぃ難しそうな本、しかもたくさん!!」

「………あぁ。そうかな。」

「なにそのなんか噛み合ってない返事~。
勉強、好きなの?」

「好き、つーか。
将来の為にな。ちょっと。
て、お前も勉強しに大学きてんだろ??」

「もちろんだよー!あたしはぁ、将来、子供達に英語を教える先生になりたいんだぁ!」

「ふーん。」

………ほら、またそっけない。
コイツめー。

「快晴くんの夢は!?」

「俺のはいーじゃん。お前に関係ねーんだし。」

「なんでそう冷たいのー!?
あたし達もう友達でしょ!?友達なら、こういう話をお互い話したっていぃじゃないのぉ!!」

「高い声でうるさいヤツだなぁ。」

「うるさくて結構!おしえ―――」

ガラガラ!!!
!!ドーーーーン!!!!!

「きゃぁぁあああ!!!!」
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