美男子症候群!?
「……だったら? 小さい奴だって、笑えばいいだろ」
「そんなこと言いたいんじゃないよ! あたしはただ、拓海くんは素敵な人だって言いたいの!」
やけになって叫ぶあたしに、拓海くんが眉を寄せる。
意味がわからないって顔だ。
「拓海くんは学校でいちばんイケメンで、女のコからモテまくってて、男のコからも慕われてて。頭は良いし、運動神経も抜群だし。スタイルは良いしオシャレだし。
性格は……ちょっと俺様でイジワルだけど、いざという時は助けてくれる優しいところもあるし。
魅力がいっぱいで、凡人のあたしから見れば、じゅうぶん恵まれてる人だよ」
もしかしていまあたし、とっても恥ずかしい告白をしてる?
でももう、どうでもいい。
そんなのかまってられないよ。
とにかくあたしは、目の前の人を説得しないと。