すっぱちゃっぷす☆
「いっけぇ~~~ッッ!!
関谷ッ!!さっきの手本を思い出せぇ!お前には
ファミリーがついてるぞぉ~!!
うおぉおぉ~~~!!」



ムナは本番さながらだ…



はぁっ…


疲れてきた…っ



ようやく…


目の前にアンカー、つまり
愛人が待機してるのが見えた。



愛人……!!!!



私が近づくにつれ、愛人は
距離を取ってゆっくり走って行く。




「……はいっ」



私がバトンを渡したとき――。



カラン…



「あっ…!!」




バトンが地面に落ちてしまった…





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