すっぱちゃっぷす☆
私は誰が…好き?


ダレが―――。



『ふあぁ~眠ぃ…』


『女に持たせられっかよ。ほら、貸せよ』


『ぶっさいくな顔だな』


思い浮かぶのは――…


意地悪だけど優しい愛人の笑顔ばかり。



だけど、もう……


あんなに近くに感じていたのに


どうしてこんな風になったんだろう?


いつから?


私…どうすればいいかな?


こんがらがった誤解の糸を、どうやってほどけば良いのかわからない。



修正なんて、できない。


もう無理、今さらだよ…



考えるほどに目頭が熱くなり、鼻の奥がツンとした。


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