♂ vs ♀ ~男女寮戦争~《完》【続編完結】
「瀬戸内…」

あんた、萌と一緒にいたんじゃないの?

噂の人物登場に焦るあたし。



会話の内容を知ってか知らずか…

落ち葉を踏みながら、こっちへ歩いてくる瀬戸内。



「あたし、もう行かなきゃ…」

瀬戸内が接近する前に、逃げたほうが身のためだ…

文化祭要項を抱えて、体育館に戻ろうとするあたし。



「ちょうどいいじゃん」

彩木が後ろから呼び止める。

「この際、はっきりさせようよ…」

彩木は、ゆっくり顔を上げて微笑んだ。
< 223 / 298 >

この作品をシェア

pagetop