雪の華、君の香り、君ヲ想う
「真治、私・・・ えっ!?」


「動かない!!」


真治は瑠香の首に腕をまわし、
後ろで何かを繋いだ。


「これでよし。」


「これ・・・」


「瑠香を守るためのお守りや。」


「わぁ~・・・」


真治が瑠香の首に掛けたのは
クロスの形をしたネックレスだった。


「俺からのクリスマスプレゼント。」


「ありがとう・・・」


瑠香はすごく嬉しそうに微笑んだ。



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