ガー ネ ッ ト ~不良少女の憂鬱~
「特別って……」
こんな綺麗なとこ…
よく見れば、ここの中庭、私物化してる気がする。
ハンモックなんて木にぶら下がっていたりしている。
「でも、ここのドア開いてたよ?」
無理矢理、言い訳をする。
「そうか。じゃあ俺の手違いだ。
これから二度とここには入らないでくれ」
「わかったよ」
あんまりにしつこいので、
ここを出ていくことにした。
「片桐まのん……!」
初めて名前を呼ばれ、
振り向く。
光に反射して、
顔の様子が伺えない。
「…なんだ?」
朔はこっちに歩み寄る。
すると
―――――フワッ…