通りすがりのイケメンさん
外へ出た瞬間、
寒風があたしの体を包む。
やっぱり寒い。
手袋持ってくればよかったと思うものの、
よくよく考えたらあたしは今家出中であって、
手袋は家出した家にあるわけで。
手を擦り合わせて自分の息で温める。
「手、寒ぃのか?」
「あ、いや、大丈夫」
隣から声を掛けられる。
突然、グイッと手を持ってかれる。
「・・・っ!!!」
「うおっ冷てー!!!大丈夫じゃねーじゃねーか」
「・・・ぅん」
手を、握られてる。
すごく、暖かい。
「・・・手、暖かいね」
「心が暖かい人は手も暖かいんだよ!!!」
「違うよ。手が冷たい人は心が暖かいんだよ」
「ちげーよ!!!」
「暖かさを心に持ってかれちゃってるから
手が犠牲になるんだよ」
「・・・そうなのか?」
「うん」
嘘。今即興で作った。
でもそれっぽいっでしょ?
あたし天才。とまではいかないけど。
寒風があたしの体を包む。
やっぱり寒い。
手袋持ってくればよかったと思うものの、
よくよく考えたらあたしは今家出中であって、
手袋は家出した家にあるわけで。
手を擦り合わせて自分の息で温める。
「手、寒ぃのか?」
「あ、いや、大丈夫」
隣から声を掛けられる。
突然、グイッと手を持ってかれる。
「・・・っ!!!」
「うおっ冷てー!!!大丈夫じゃねーじゃねーか」
「・・・ぅん」
手を、握られてる。
すごく、暖かい。
「・・・手、暖かいね」
「心が暖かい人は手も暖かいんだよ!!!」
「違うよ。手が冷たい人は心が暖かいんだよ」
「ちげーよ!!!」
「暖かさを心に持ってかれちゃってるから
手が犠牲になるんだよ」
「・・・そうなのか?」
「うん」
嘘。今即興で作った。
でもそれっぽいっでしょ?
あたし天才。とまではいかないけど。