[完]ヤクザが愛する女~Ⅰ~
龍司さんに抱きしめられた。


「龍司さ…「俺お前が好きだ。」」



……………はい?


「龍司さん今何て…」


「俺がお前が好きだっつったの。」


え…これって両思いってこと?
鉄さんの前で…

恥ずかしいけどすごい嬉しい。

「龍司さん私もす…「まぁ、お前には拒否権なんてねーけどよ。」」



龍司さんはニヤッと笑って私を見下ろした。


こーゆうとこ含めて…好き…かな。

私もちゃんと言わなきゃ!

意を決して…


「龍司さん私も好きです。ヤキモチ妬きの龍司さんが私は大好きです。」

私は笑いながら龍司さんの腰に手を回した。
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