[完]ヤクザが愛する女~Ⅰ~
「行くか。」


「はい。」

龍司は夏愛の腰に手を回して客間へ向かった。



ガラッと襖を開けると
組員の人たちから「お疲れ様です。」などの声が聞こえてくる。


龍司は「あぁ。」と一言だけ返すといつもの席へ座った。



私はどこに座ればいいのかな…?

と思っていたら


「夏愛さんは若の隣っす!」若い男の子が声を掛けてくれた。

「あ…ありがとうございます。えーっと…」

口ごもっていると


「俺、春十(シュント)って言います!ちなみに19っす!」


19!?私と2つしか変わんないじゃん!!19って言っても私より年上だし…


「あの、敬語じゃなくていいですよ?私の方が年下だし…」


私がそう言うと…
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