[完]ヤクザが愛する女~Ⅰ~
「え…」


「12月24日龍司の誕生日だって鉄さんに聞いたんだけど…違かった?」

夏愛はシュンと眉を下げて聞いてきた。


確かに12月24日は俺の25歳の誕生日だ。



「これ…」


俺は受け取った箱を見ながら吐いた。


「フフッ開けてみて?」





俺は箱を開けた。

そこには雑誌で人気ブランドのネックレスが入っていた。


それも限定版だ。
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