[完]ヤクザが愛する女~Ⅰ~
「私ねバイトしてたの。ファミレスとかコンビニとか掛け持ちで…だからあんなに夜遅くなっちゃって…

そのネックレス見つけるためにいろんなお店に行ってたら日付変わっちゃってて…」


夏愛は罰が悪そうな顔をした。


「…ありがとな。すげー嬉しい。」


ほんとに嬉しかった。


「つけてあげるね。貸して?」
夏愛はネックレスを取って俺の首につけてくれた。


「うん!似合ってる!龍司…25歳の誕生日おめでとう。」





俺たちはしばらく見つめ合いキスを交わした。





―龍司sideend―
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