恋色オレンジ*2*〜ずっと青春〜
卒業式の日には。
『これからもずっと、変わらないでいような』
いつもあたし達がいたあの場所で、翔はあたしに言ってくれた。
『お互い新しい環境になってすれ違うこともあるかもしれないけどさ……でも俺はずっと。ずっとずっと、ミチのことを大切に想い続けるから』
そう言ってくれた。
そしてーーー
「バーカ、泣くなっつーの!」
泣いていたあたしの頭を、ポンポンって優しく撫でてくれた。
ねぇ、翔?
ほんの数ヶ月前のことなのに。
すごく遠い昔みたいにも思えてくるのは何でなのかな?
卒業して、制服を着なくなって、一緒にいる時間が減って。
少しだけ距離ができただけなのに…
その距離や時間が、どうしてこんなにも
大きくなっちゃったんだろうね。