クロス・マインド
嬉しいやら悲しいやら…

何か複雑だ。
どっと疲れが出てきた。

「何をしておる?
さっさと飲まぬか。
心配せんでも毒など
入っておらぬ。」

「は…はぁ…じゃ、遠慮なく。」

半分自棄で紅茶を飲み干す。
多少の毒なら馴らしてもあるし。










あれ













「なにこれ!?
ちょー美味しい!!」

オレは目を丸くして言った。

彼女はクスリと笑い。

「お主、中々の舌の
持ち主じゃのう。
こんな時間じゃが
菓子も食うがよい。
専属のパティシエに作らせた。」

小さなお菓子を幾つか
皿に取ってくれた。
オレは受けとると一口頬張り。



「美味しい〜」



完全にとろけてしまった。




「お主とは気が合いそうじゃ。
さっ、もっと食うがよい。
太っても知らぬが…」

「えぇ〜…今食ったら
完全に太るだろ?」











深夜0時



女二人





世間話に花を咲かせながら


お茶会を始めた…











あれ?










何しに来たんだっけ?
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