!戦いで人は成長する!
と、言うと勢いよく頭突きしてきた。
『痛って~!』
イラッとした僕は、
『アホが頭の中をグルグル駆け回ってますゎ!また、他の道場の奴らに怪我させてしまいそうや!』
と、嫌味を言ってやった。

こんな二人のやり取りを見ていた後輩達が口々に、『もうそろそろ飯にしませんか?』
『教官!腹減りました。』
などと、空腹の限界を主張してきたのだ。
確かに空腹と睡魔には勝てない。
しかし、心を鬼にして、
『館長から話があるから整列!』
と、嘘を着き、僕も含めて館長の前に正座をした。
すると、館長が、
『よく分かったな!実は、明々後日に試合が決まった。団体戦だ!今回の試合はいつもの試合と違っていろんな武道と戦う、言わば総合格闘技やな!全力で戦うように。以上!』
僕はそんな話一度も聞いてなかったので、
『えぇ~!そんないきなり言われても心の準備が…。』
と、言うと、
『お前は女か!嫌なら黙って見てろ!』
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