!戦いで人は成長する!
と、屈辱的な一発をもらった。
『やってやるさ!よし、飯だ!』
そう言ってまだほんのり温かい弁当を渡して回った。

弁当を食べ終え、休憩してると、Hが、
『総合格闘技ってどんな奴らがいるんすかねぇ?』
と、不安そうに聞いて来た。
『どうせ大した事ねぇよ!雑魚の集まりなだけやから一丸となって潰してやろうぜ!』
僕はHの不安を取り除く為に適当な事を言ったが、僕自身もかなり不安だった。
Kが入って来た時みたいに防御で精一杯になったらと思うと、怖くてたまらなかった。
でも、それはみんなも同じだと自分に言い聞かせ、練習に励んだ。
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