気まぐれ社長の犬

響城さんの逞しい腕に抱かれながら、私は息を整える。



「久しぶりだったので疲れました」


「可愛かったよ」


「そうとう慣れているようでしたが?」


「まあ一時はな。でも最近はそういうことしてねーよ」



そりゃあ私が近くにいますからね。


私は苦笑いを浮かべて、響城さんの胸に手をあてる。


全身ほどよくついた筋肉
綺麗な顔

きっと上半身も下半身も、女性の理想だと思う。
慣れてて当たり前か。



「何?もう1回したくなった?」



無意識のうちになでていたみたいで、響城さんは意地悪に笑って胸に置かれた私の腕を掴んだ。



「響城さんとそんなに何度もしたら私の体がもちません」


「残念だ」



私だってそう弱くはない。
でも、響城さんのテクニックと大きさじゃ…別の話だ。


< 84 / 150 >

この作品をシェア

pagetop