気まぐれ社長の犬
響城さんの逞しい腕に抱かれながら、私は息を整える。
「久しぶりだったので疲れました」
「可愛かったよ」
「そうとう慣れているようでしたが?」
「まあ一時はな。でも最近はそういうことしてねーよ」
そりゃあ私が近くにいますからね。
私は苦笑いを浮かべて、響城さんの胸に手をあてる。
全身ほどよくついた筋肉
綺麗な顔
きっと上半身も下半身も、女性の理想だと思う。
慣れてて当たり前か。
「何?もう1回したくなった?」
無意識のうちになでていたみたいで、響城さんは意地悪に笑って胸に置かれた私の腕を掴んだ。
「響城さんとそんなに何度もしたら私の体がもちません」
「残念だ」
私だってそう弱くはない。
でも、響城さんのテクニックと大きさじゃ…別の話だ。