【完】甘い恋よりもそばにいて
バンッ!
目の前にあったテーブルをおもいっきり叩いた。
だって他に何に怒りをぶつけろって言うの?
「何なんですかそれ?
脅し?笑わせないで!!
莉華こんな非常識な人相手にすることないわよ。
もう帰ろう!」
そう言って莉華の腕を強く引いた。
何よりあたしの怒りが爆発寸前だったから。
「波羅、あたしは大丈夫だから。
もうちょっと待って」
強い口調で莉華はあたしの腕を振りほどいた。
莉華が今、何を考えて、何を言葉にしようとしているのか。
全く分からなかった。