極道夫婦―18歳の恋戦―【完】
病院に着くと、入り口に見覚えのある男たちが居た。
将人が「愛理華さんは?」と訊くと、「6階」と答えた。
将「夏輝さん、行きましょう」
夏「…あぁ」
少し声が震えた。
将人に背中を押されながらエレベーターに乗る。
“早く上がれ…”と思いながら、開いたドアから下りれば、目の前にポカーンとするような光景。
将「産婦人科…?;;」
将人は苦笑して俺を見て来る。
将「夏輝さんも、やっぱり男ですね…;;」
…どういう意味だよ!!
俺は先を歩いて行く将人を追い、愛理華の病室を探した。