極道夫婦―18歳の恋戦―【完】

公開プロポーズ




砂浜に打ち付ける波…―
ウインドサーフィンをする人…―
私はそれを呆然と見てると、夏輝がジャケットを肩に掛けてくれた。

私は夏輝の手をギュッと握った。



夏「愛理華と初めて来るな」



愛「そうだね。いつも兄貴が連れて来てくれたから」



私が夏輝を見上げると、 夏輝は優しく微笑んだ。

胸が温かくなる。

他愛もない話を繰り返し、車に戻ると、夏輝に助手席の背凭れを倒された。

…へっ?

夏輝は私に跨がる。

キスを数回して、夏輝の首に腕を回すと、それを合図とし、夏輝は私の首筋に舌を這わす。
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