永遠の翼
「今度、コンサートやるんだ」
平日の学校。
休み時間に、私の席に来て詩織が言う。
「コンサート?どういうものなの、それ」
「ウチの吹奏楽部のメンバー数人で、ホールを借りてやるんだ」
「ってことは、学校は関係なく、自主的な感じでやるの?」
「うんっ。わたしもピアノとアンサンブルやるんだ」
「へー」
ちょっと面白そうだ。
たとえ音を奏でられなくなっても、音楽は好きだから。
「それで、ヒロちゃんも誘いたいんだけど・・・どうしようか迷ってるんだ」
「誘えばいいじゃん」
「でも、ヒロちゃんこういうの嫌いだから」
「あー。あのひと目立つの嫌いだもんね」
「うん・・・政人さんはダメ元で声かけるって言ったんだけど」
それに以前、なるべくピアノをやっていることは人に知られたくないとも言っていた。
照れくさいんだろう。
私にはその気持ちは分からない。
音楽は、ひとに聴いてもらってこそだと思うから。
平日の学校。
休み時間に、私の席に来て詩織が言う。
「コンサート?どういうものなの、それ」
「ウチの吹奏楽部のメンバー数人で、ホールを借りてやるんだ」
「ってことは、学校は関係なく、自主的な感じでやるの?」
「うんっ。わたしもピアノとアンサンブルやるんだ」
「へー」
ちょっと面白そうだ。
たとえ音を奏でられなくなっても、音楽は好きだから。
「それで、ヒロちゃんも誘いたいんだけど・・・どうしようか迷ってるんだ」
「誘えばいいじゃん」
「でも、ヒロちゃんこういうの嫌いだから」
「あー。あのひと目立つの嫌いだもんね」
「うん・・・政人さんはダメ元で声かけるって言ったんだけど」
それに以前、なるべくピアノをやっていることは人に知られたくないとも言っていた。
照れくさいんだろう。
私にはその気持ちは分からない。
音楽は、ひとに聴いてもらってこそだと思うから。