先生は蒼い瞳の狼くん
見えない?
ううん、そんなんじゃない
まるで、私が近づくたびにその主が離れて行く
私が止まれば、その主も止まる
その繰り返しなのに、不思議と嫌じゃなくて
私はまた、そこでその声を聞き入る…
そんな夢だった―…
「…ん」
どのくらいの時間が過ぎたんだろうか
気持ち軽くなった瞼をゆっくりと開けると
暗い部屋の中、ベッドの隣りで真剣にパソコンの画面とにらめっこをする先生の背中が見えた
あ、そっか
私ってば、熱を出して先生に面倒見て貰ったんだっけ…
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