先生は蒼い瞳の狼くん






そう思い、まだはっきりしない意識のまま先生の背中を見つめていると…


「…ん?」


ゆっくりと先生が私の方を振り向く



「雪村?」


「せ…んせ…」


「なんだ、いつから起きてたんだよ」


メガネを少し押し上げて、身体を私の方に向ける


「たった…さっきです」


「そっか、なんか顔色が良くなったな」


そう言って私の額を触ってから再び体温計を渡される


「電気、付けていいか?」


「あ、はい…」


パチと電気をつけると部屋が一瞬で明るくなって少し目が痛い



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