先生は蒼い瞳の狼くん




「ん?どうした?」


「あ…いえ…今、俺はって…」



「…あぁ、俺もな雪村と同じような事されたから」


え…うそ!


先生が?そんな、だって…先生は格好いいし、優しいし、そんなこと…あるわけがない



「信じられないか?」


彼に頷き先生が眼鏡を外すと…その瞳が蒼い


先生、今日はカラーコンタクトしてないんだ…


あ、もしかして…先生がいじめられた理由って…



「この目が嫌いな理由、ガキの頃に散々いじめられたからなんだ」


「……先生」


やっぱり…


悲しそうに話す先生を見るとなんだか胸が苦しい



「世界中が敵になったような気分で、世の中はこーゆうものだって…可哀想な奴らばかりだって思い込む事で、生きてきた」


「…先生」



「だけどな、ほら…前に俺の目が好きって言ってくれた女の子の話しをしただろ?」


「あ…はぃ」



確か、私が初めて先生の目を見た時にそんな話しをしてくれた



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