先生は蒼い瞳の狼くん
そう、心で言葉にしたら…ずっとモヤモヤしていたものがなくなって…
物凄く気持ちがスッキリした
「ほら、いつまでも床に座ってないで、いい加減立てよ」
「あ…はい」
私の手を離して立ち上がりその綺麗な瞳を見つめる
「ん?どうした?」
「いえ、何でもないです」
プイッと先生から視線を外して、ベッドから離れて私は窓から外を眺めた
「なんか、急に元気になったな」
そう先生が呟き、近くの椅子に腰をかける
「……」
先生の言う通り、まるで、私の心はさっきまで昔の事で頭がいっぱいで、苦しくて辛かったのが嘘みたいに晴れている
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