先生は蒼い瞳の狼くん





「俺は、保険医だから分かる。サラの心音が俺を好きだって言ってる」


「せ、んんっ」



先生はそう言うと、一瞬の間もなく私達の唇が重なった


「ん」


触れ合うキスじゃなくて、いきなり噛みつくような…息が出来ないキス


グイッと後頭部を引き寄せて、少しの隙間も埋めるように距離が近付く


「ふっ」


クチュ、そん卑猥な音が響いて…奥の奥をまさぐるように動く先生


く、苦しい…


「…んっ」


苦しいけど…離れたくない


もっと、深くキスがしたい…


それを求めるように、先生の背中に手を回すと身体が地面に押し倒されて…ひんやりと雪が私の体温で溶けていく




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