120秒の恋
3
抜けるような青空のもと、私は待ち合わせの場所へと向かった。
今日は彼との初デートだ。
信号待ち、ビルの硝子に映る自分をチェック。
洋服は一番のお気に入りにした。
大きなドレープが胸元から伸びた赤のワンピ。
ファーのついたオフホワイトのロングコート。
いつものカジュアルな服装よりは少しだけエレガントだ。
私のアパートから歩いて10分ほどのところに大きな公園がある。
公園の中央にある噴水広場のベンチに彼はいた。
「お待たせしました」
「おはよう」
彼は空色のタートルネックのセーターに紺のジャケット姿。
今日は彼との初デートだ。
信号待ち、ビルの硝子に映る自分をチェック。
洋服は一番のお気に入りにした。
大きなドレープが胸元から伸びた赤のワンピ。
ファーのついたオフホワイトのロングコート。
いつものカジュアルな服装よりは少しだけエレガントだ。
私のアパートから歩いて10分ほどのところに大きな公園がある。
公園の中央にある噴水広場のベンチに彼はいた。
「お待たせしました」
「おはよう」
彼は空色のタートルネックのセーターに紺のジャケット姿。