カウントダウン
「ったく祐介はかわいくないんだから〜。じゃ、兄ちゃんは今日美空と泊まるから。ベッドぎしぎしうるさかったらゴメンネ」
「自重しろよ」
「ムリムリ、出来るわけがないっ!!オマエも彩音ちゃん手に入れたら分かるって。本気で惚れた女は格別。じゃあねぇ〜」
好き放題言うだけ言って、煙草の香りを残して出てった兄貴はマジでウゼェけど、あれで心配してくれてるのが伝わるから。
好きでいていいんだよな?
間違ってないよな?
なんてガラにもなく考えた。
換気のために窓を開けたらポケットの中が震えた。
明日話があるという内容のメールは悠斗からのものだった。
今彩音は一緒にいるのか
泣いてないか
傷付く事を言われてないか
そればかりが頭ン中で暴れるけど、想うだけじゃどうにも出来ない。
了解と短い言葉で返信してからソレをベッドへと放り投げた。
俺は、どうしたらいい?
彩音が欲しい。
でも悠斗とも今まで通りバカやっていたい。
欲張り?
結構ガマンしたほうだと思わない?