僕の仕事は女王様!
……が、それはカルハインツに伝わらなかったようだ。
「よし、では行こう!」
「いや、そのOKのはいじゃなくて……」
必死の僕の説明は完全無視され、カルハインツに軽々と持ち上げられる、意外と力はあるんだ。
いや、感心している場合じゃない。
「行くって何処へ!?」
「もちろん、私の城に決まってるじゃないか」
いつの間にか連れていかれる、これじゃ人拐いだよ。
そして、姉様とカルハインツの間によくこんな事があったのか、城の皆は微笑ましく見ているだけだし。
誰か……助けて。