二次元ガールとモテモテボーイ



「えー駄目だよー嘘はー」


ふざけてるかのような淡々とした話し方。


この人の目的は何だろう?


ヲタクなことバレてるの?


それだけは…絶対に…。


「嘘…じゃないで…す…!」


最後の方の言葉は完全に消えかけた。


何故かすごい不安に
押しつぶされそうな気分。


「じゃあ、場所変えよう。」


気がつくと冷たい男に腕を掴まれ
何故かもっと人気の無いところに
連行されてるあたし。


「じゃあってどういうことですか?
話してくださいよ。」


必死で抵抗するも全然応えない冷たい男。


着いたのは外の体育倉庫の中。



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