幼なじみ? ありえねーっしょ


「真菜、もういいだろ?」



や、やっべ…


めんどくさくなって適当に言っちまった~

つか、敬語すら使い忘れたし


怒るよなこれは……。






ん…??


なんか真菜さんキラキラした目で俺の事見てるような……。




「しゅうくん!今のやばい、めっちゃキュンってきたよ~!!」



はぃいい!?!?


「……へ??何がですか!?」




「今後敬語使わないで!
なんか命令口調のしゅうくん超かっこいいんだけど……。」




なぬっ!?今のどこら辺がだ!?!?

女って俺はよくわかんねぇな…。


さっきから真菜さんはずっとぽーっとしている。一体何を考えてんだか……。


「ほら、着きましたよ?ここのパフェ美味いんで食いましょーよ」



「……。」


真菜さん何故に動かない!?



「ボソッ……。」


あー??何言ってんのか聞こえねぇ…。


「真菜さん、なんですか??」



聞こうとしゃがみこんだ俺の前に、突然真菜さんの顔がぶつかって来た。



ちゅ…



ッ……!?!?


え!?キ、キス!?






< 36 / 98 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop