7days



「え!ちょっと!」



龍が俺の突然の行動に驚き慌てる。俺は走行中にも関わらず乗っていた助手席のドアを開け“その人物”を呼び止めた。





「レイちゃん!」



写真で見た母親譲りの整った顔。名前のような綺麗で冷たい感じはない、どちらかというと可愛らしい容姿の持ち主。



最初は豆鉄砲をくらったように驚いていたが、すぐにペコリと頭を下げた。



その隣には、レイちゃんの彼氏



「誰?」



「刑事さん」



………と男女一人ずつ。




友人か?とりあえず、挨拶を交わす。彼女は複雑な笑みを浮かべた。



無理に作った笑顔というのはすぐに分かった。俺に会いたくなかったんだろう。そりゃそうだ。



俺に、刑事に会うというのは両親を亡くし兄が消えた彼女にとっては嫌に違いない。


「今、時間ある?」



「あっ…いや……あの」



そりゃ隣に彼氏と友人がいれば頷けないはずだ。だが俺は


「―――大事な話なんだ」



彼女の瞳を見て強く言った。





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