7days
何故お父さん達は死ななきゃいけなかったのか。でも、訊いちゃいけないと思った。
震える手、おじいちゃんと言っただけで子供のように泣きじゃくる、目の下の隈、ボサボサの髪。
私だけじゃないんだ。おじいちゃん達は自分の子供を殺されたんだ。
どんなに辛いことなんだろう。
ふと天井から窓の外に目をやる。薄暗くなっている。あれ?これは。
「おばあちゃん、今何時?」
「夕方の4時よ。二日の」
二日か。半日以上ここにいるのか。
あれ?
私は何で、どうして病院に。
救急車も警察も呼んでいない。
けれども私はここにいる。
記憶が…
“タツキさん!!!!”