7days
バイトは休ませてもらっている。いずれ辞めるつもりだ。
そしたらタツキさんとの関わりがなくなる。
それで良いんだ。私が出来ること。タツキさんを自由にさせてあげること。
「連絡してやれよ」
彼は律儀だから、会ってきちんと別れようって言ってくれるんだな。私がタツキさんに会えばスムーズに決着が着くのだろう。
面倒くさい方向に持っていっているのは私だ。自分で分かる。でも嫌なんだ。
憐れむような瞳で見てほしくない。
タツキさんに、どんな顔されるのか怖いんだ。
リュウくんは簡単に言うけれど、私にとっては簡単なことじゃない。
頷くことは出来ない。じっと黙っていればリュウくんは呆れた顔をした。
「レイが何考えているか分からないけど、きちんと話すべきだろう」
「話したくない。会いたくない」
「そんなこと言っても向こうは電話くれてんだ」