縦笛@ne.jp

部屋に一歩入ると、そこには青を基調とした、いかにも男の子って感じの部屋が広がっていた。


ココがこれからあたしの“癒しの空間”になるはずだよね?


部屋をあたしが見回してると石田は急にアセって机の上にパーカーを被せた。


どうしたのかな?


すぐにピンときた!!


「あー今隠したのエッチな本とかでしょ!!」


『ちっ、ちげーよ!!』


「本当?じゃあ見せてみてよー」


『ヤダ!!無理だっつーの!!』


強くあたしの腕を振り払った。


なんだか思った以上にアセってるコトに疑問を感じた。


でもそんなアセりさえも愛しい。

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