。・*・。。*・Cherry Blossom・*・。。*・。
あたしは「心配するな」という意味でにっこりリコに笑いかけると、タッと駆け出した。
リコ……それに千里……
ごめんね。怖い思いさせて。
メガネは……
かかってくる連中相手にやはり脚で応戦している。
さっきも思ったけど、手の合図とか…やっぱあいつ軍隊仕込みだ。
でもやっぱり怪我してるからだろうか…この間の夜道のときより脚の動きが鈍い。
目の前の相手を強烈なパンチで応戦していたメガネの背後で、何か分からないけど長い棒を持った男が近づく。
メガネ…!!
じゃない…今はメガネしてねぇし。
って、そもそもアイツ何者なんだ?
虎間かどうかも確認できてねぇし。
あぁもう!!わかんねぇ!!!
でも一つだけ分かってることはある。
「―――戒―――!!!!後ろっ!!!」
あたしはあいつの名前を叫んでいた。