。・*・。。*・Cherry Blossom・*・。。*・。

あたしは「心配するな」という意味でにっこりリコに笑いかけると、タッと駆け出した。


リコ……それに千里……


ごめんね。怖い思いさせて。





メガネは……


かかってくる連中相手にやはり脚で応戦している。


さっきも思ったけど、手の合図とか…やっぱあいつ軍隊仕込みだ。


でもやっぱり怪我してるからだろうか…この間の夜道のときより脚の動きが鈍い。


目の前の相手を強烈なパンチで応戦していたメガネの背後で、何か分からないけど長い棒を持った男が近づく。


メガネ…!!


じゃない…今はメガネしてねぇし。


って、そもそもアイツ何者なんだ?


虎間かどうかも確認できてねぇし。


あぁもう!!わかんねぇ!!!





でも一つだけ分かってることはある。







「―――戒―――!!!!後ろっ!!!」





あたしはあいつの名前を叫んでいた。






< 290 / 558 >

この作品をシェア

pagetop