執事と共にバレンタインを。
「あら、あと一つあると思ったけど……」


チョコレートの白い箱は全部で9つ用意された。


「いえ、先ほどのもので全てでした」

「誰か間違って使ってしまったのかしら」


恵理夜は、残ったチョコレートのバットを見下ろした。
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